サンタクロースはトルコ人だった?
サンタクロースの起源について
サンタクロースといえばクリスマスにプレゼントを配り回ってくれる寒い国の人というイメージがあります。
サンタクロースはオランダ語の「シンタクラース(聖ニコラス)」から出た言葉です。
約350年前にニューアムステルダム(現在のニューヨーク)に入植したオランダ人がその呼び方がなまってサンタクロースに変化しました。
ニコラスはミラ(現在のトルコ南西岸)の僧正で326年に死んだ実在している聖者です。
いつ聖人になったのかは不明ですが、11世紀のはじめにはロシアの守護聖人聖ニコライとして祀られ、ベルギー・オランダ、スイス、オーストリア、ドイツで聖ニコラスの日(12月6日)の前夜に、ニコラスに扮した人が良い子に贈り物を与える習慣が生まれました。
これが現代のクリスマスと結びついて生まれたものと考えられています。