鉛筆のH・HBとは?
鉛筆の硬さを表す記号
鉛筆にはHとかHBといったアルファベット が振られていますが、これは何を表しているのでしょうか?
HやHBとは、鉛筆の芯の濃さと硬さを表すものです。
Hが硬さ(hardの頭文字)、Bが濃さ (blackの頭文字)を表しています。
硬さは9(9H)まであり、数が大きくなるほど硬くなっており、濃さは6(6B)まであり、数が大きくなるほど色が濃く書けます。
芯の硬さは、含まれる粘土と黒鉛の割合で決められていて、HBならば黒鉛と粘土の割合が 7:3となっています。
デッサンなどで使われる
普段はH、HBあたりしか見かけませんが、9Hや6Bなどは主にデッサンなどの鉛筆画で使われます。
線の強弱を出したい場面などを鉛筆で切り替えることができるので、簡単に濃淡を表現することができるようになります。
それでも9Hなどは結構力を入れないと線が見えないぐらい先っぽが硬いのであまり使われることはないそうです。