信号機の色が「 赤・青・黄色」なのはなぜ?
当時は2色しかなかった
歩行者用、車両用、押しボタン式、時差式など様々な形がある信号ですが、ライトの色は赤・ 青・黄色とどれも同じで、さらに全国共通です。
なぜ信号機の表 示はこの3色なのでしょうか。
信号機のルーツを辿ってみると、信号機が誕生したのは1868年のイギリス。
当時はガスで点灯し、 色は赤と青の2 色だけでした。
電気式の信号灯が登場したのは1918年のニューヨーク。
この時には黄色を加えた3色が使われていました。
目立つ三原色を使用した
日本に点灯する信号機が登場し たのは1930年、東京銀座に設置されました。
歴史を見ると、赤と青は最初から使われてい たことが分かりますが、この色が採用されたのは、 赤、青、黄色が色の三原色であり、最も基本の色であること。
また、警告を発する機械であるという点で、目につきやすく目立つ色を使おうとした結果である。