友情の証として握手をする理由は?
敵意がないことを証明するため
日本の武士に限らず、昔の男は武器を身につけることが多い時代がありました。
武器は大抵の場合右手で扱うもの。
敵対心を抱いている相手が間合いに入ってくれば、瞬時に右手で武器をとって相手を切りつけにかかります。
握手というのは「自分はあなたに敵意はありませんよ」というのを示すものです。
右手を出しているうちは武器を取り出すことが出来なくなります。
右手を差し出して、相手に握手を求めることでお互いに敵意がないことを証明するようになり、現在では友情の証として握手をするようになりました。