体内のお酒は何時間で吸収されるの?
お酒・アルコールが吸収されるまでの時間
ビールの大瓶を半分、320ミリリットルぐらい飲んだとしましょう。
胃に履いたアルコールの一部は、粘膜の細胞を通って血管に入り込みます。
ここでの吸収スピードははじめは速く、30分以内に25%のアルコールが吸収されます。
しかし、次第にスピードが落ちて1時間で30%分の吸収しか吸収されなくなります。
処理完了までの所要時間は、何も食べなかった場合が約3時間36分、食べながら飲んだ場合が6時間以上とけっこう時間がかかるものです。
残りは小腸へと向かうのですが、このとき胃の中に食べ物があればゆっくりと、胃が空っぽならすぐに小腸に送られます。
食べ物と混じりながら行く場合は全てが小腸に送られるまでに3~6時間ほど。
食べ物がないときは数分もかからず、小腸に入ったあと素早く吸収されます。
体内で分解されるまでの時間
吸収のあと、分解などの処理にかかる時間は、アルコール10ミリリットルにつき1時間。
320ミリリットルのビールが5度だとすればアルコールは16ミリリットルなので、1時間36分かかる計算になります。
人の体のサイズや健康状態、年齢などで処理時間は異なるので、お酒が抜けたからといってすぐに車に乗ったりするのはやめましょうね。