織姫と彦星が離れ離れになった本当の理由は？

七夕の伝説に隠された真実

7月7日の七夕といえば、天の川を挟んで 離れ離れになってしまった織姫と彦星が年に 一度だけ会える日、という言い伝えが印象深 いです。

しかし、実際のところはそんなロマンチックな話ではありませんでした。

昔々、天の川のそばには天の神が住んでいました。

その一人が織姫です。

織姫は機を織って神様たちの着物を作る仕事をしていました。

この織姫のお婿さんとして天の神が探してきたのが、天の川の岸で牛を飼っている彦星という若者です。

自業自得の結果だった

この二人、結婚して仲の良い夫婦となった まではよかったのですが、すぐに仕事をしな くなり、遊んでばかりの生活を送るようになりました。

当然、天の神は怒り、二人を離れ離れにしたのです。

しかし織姫があまりにも 悲しそうにしているのを見て、1年に一度、 7月7日の夜にだけ、彦星と会ってもよいという許しが与えられたのです。

つまり二人は、堕落した生活に喝を入れられ、罰を与えられているだけ。

これでは、自業自得な気もしてきますね。