ブラックホールって一体何なの?
光をも吸い込むブラックホール
SFや宇宙の話でよく出てくる「ブラックホール」ですが、真っ暗で吸い込まれるとヤバいという情報以外詳しいことを知っていることは少ないです。
一体ブラックホールとはなんなのか?仕組みについて解説していきます。
仮に月や太陽と同じように、肉眼で観測できるところにブラックホールがあったとしても「これがブラックホールかぁ〜」とはっきりと見ることはできません。
というのも、光も吸い込むブラックホールは漆黒の闇になっていて、見ることができません。
そもそも、ブラックホールは巨大な恒星が一生を終える時に超新星爆発を起こしたなれの果てなのです。
爆発の後、質量の重い星の場合には、星の芯が爆発の反動で圧縮され密度を高めていく密度が高まると共に巨大な重力が発生し、ブラックホールとなっていく。
それと同時に周囲の恒星が発するガス、そして光までも引きずり込んでいく。
そのため、ブラックホールの周囲にはぽっかりと丸い空間が空きます。
それが地球から肉眼で観測できるような事態になれば、人類も最後でしょう。