サイボーグ人間は実現できる?
人工臓器の開発が既に進んでいる
体の器官や組織の機能を代行する人工臓器。
実は、ものづくり大国日本は、この分野において世界をリードしているのです。
人工臓器は、主に体内に埋め込んで半永久的につかう埋め込み型、体外に装置をそなえて機能を一時的に代行する外付け型の2種類があります。
埋め込み型は、心臓の拍動を調節するペースメーカー、眼球の人工水晶体などがあるのでとても身近な存在です。
外付け型だと、心臓手術の際に血液を体外で循環させる装置や、腎不全などの治療でつかわれている血液透析の装置などがそれにあたります。
これらは既に日常的につかわれており、知っている人も多いでしょう。
さらに便利な開発も行われている
現在は、さらなる開発が進められており、噛んだ食べ物を胃に送る機能付きの人工食道、火傷を負った部分などに移植する人工皮膚などの研究も進められてまする。
ほかにも、膵臓、肝臓、腎臓、心臓、肺、そして血管にいたるまで、あらゆる人工臓器の研究開発が行われています。
近い将来には全身が機械や人工臓器で構成されたサイボーグ人間も誕生するかも知れませんね。