一生で2枚しか葉っぱをつけない奇想天外な植物?
奇想天外な植物の生態
世の中には様々な植物がありますが普通、植物と聞いて頭の中で想像する時には、 たくさんの葉がしげった樹木のようなタイプのものをイメージすることが多いのではないでしょうか。
なぜなら葉は太陽光を受けて光合成を行う器官があり、葉の数が多いほど、効率よく太陽光を吸収できるから。
葉には寿命があり、生いしげった葉は、ある一定の期間を過ぎると枯れて落ち、新たな葉が生えてくるのが普通です。
ところが、その一生を通して、たった2枚しか葉を生やさない植物も実在すします。
それが、アフリカの砂漠に分布するウェルウィッチアです。
名前はキソウテンガイ!?
高さは最大でも1.5メートル程度だが、直径は8メートルもあり、2枚しか生えない葉も2~4メートルと大きく成長します。
成長した葉は裂けて何枚もあるようにみえるようにみえますが、実際は2枚のみ。
そして、ウェルウィッチアの和名は「キソウテンガイ」。
葉が2枚しか生えな いという点も奇想天外だが、その寿命は1000年を超え、個体によっては 2000年近く生きているものがあるらしいことも奇想天外。
まさに名は体を表 している植物ですね。