「民宿」と「旅館」の違いは?
民家の経営か専門の業者か
民宿と旅館、どちらも和の雰囲気が漂う日本の宿泊所というイメージですが、厳密な違いはあるのでしょうか?
その答えはもちろんあります。
民宿は文字通り、一般の民家が経営している宿のことで、副業などで営んでいる場合が多いです。
そのため、宿の中の構造もほぼ日本の民家と同じような感じで世間一般の人がイメージする和室の日本家屋の作りとは全く違い、フローリングのマンションやアパートのような物が多いです。
サービスも簡素なもので、食事がついていない素泊まりプランが多いのが特徴です。
その代わり、旅館と比べると代金も2/3程度と安い場合が多く学生におすすめです。
旅館は、宿泊業を専門に行なっている宿のことで「旅館業法」の定義によると、客室が5室以上で、和式の客室の床面積が7平方メートル以上のもの。
と記載されており、厳密な違いがあるのです。
温泉があったり、専門の料理人、従業員がいるというホテルのようなサービスを提供しています。
いつもの日常から抜け出してゆったりと過ごしたい場合は「旅館」を選んで宿を探すのがおすすめです。