歯ぎしりの噛む力は何キロ?
歯ぎしりの種類と原因
歯ぎしりのパターンは複数あり、カチカチ鳴らす、食いしばる、すり合わせると大体3種類あります。
すり合わせ型は、虫歯治療の詰め物が合わずに起きることが多く、食いしばり型はストレスや内向的な性格が引き金になります。
カチカチ型はどちらの理由も当てはまります。
歯ぎしりは、眠っているときだけできて、起きているときはやろうと思ってもうまくできないという不思議なもの。
ためしに、ギリギリうるさいやつを夜中にたたき起こして、「もう一度やってみろ」といってみてください。
ほとんどの人が、眠っているときほどの大きな音は出せません。
なぜなら、眠っている無意識のうちにとてつもない馬鹿力を発揮しているからです。
歯ぎしりの噛む力
物を食べるときでさえ、おせんべいで10キロ、食パンで30ロの力しか必要としません。
しかし、歯ぎしりするには何と60~80キロの力がかかっているのです。
これではあごが疲れたり、歯がグラグラする、歯がすりへるなどの弊害が起こっても当然です。
寝ている間に歯ぎしりしていると指摘されたら、歯医者に相談するよりもストレス解消することに時間を使ったほうが良いですね。