フクロウとミミズクの違いは何?
フクロウとミミズクの分類の違いと特徴
フクロウとミミズクの仲間は、どちらもフクロウ科のグループに属しています。
そのため、フクロウとミミズクは 分類学上の違いはありません。
一般的には、頭にネコの耳のような形の羽毛があるもの を「ミミズク」、ないものを「フクロウ」と呼ぶ場合が多いようです。
中にはシマフクロウのように 耳のような羽毛があるのに「フクロウ」という名前が付いている種類もいるのだからややこしいです。
「ミミズク」の頭の羽毛は「羽角」と呼ばれます。
これは数枚の羽毛が集まっているだけで、耳ではありません。
本当の耳は頭の左右の側面に別にあり、人間のように耳たぶなどはなく、ただ穴が開いているだけで、羽毛に覆われているので外からは見えません。
「ミミズク」の羽角ですが、主に身を隠すのに役立っていると考えられています。
彼らは日中 は木にとまってじっとしていることが多く、木の幹によりそって羽角を立てて眠っていると、羽角によって頭の輪郭が目立たず、木に溶け込んで見えます。