「かったるい」の語源の意味と由来は?
かったるいの語源・由来は?
「かったるい」とは体の調子が悪く、気分がすぐれない様子を指す言葉です。
「風邪をひいたせいか身体がかったるい感じがする」といった使われ方をします。
腕のだるさを表した言葉だった
「かったるい」というのは体調がいまいちすぐれない時に頻繁に使われていますが、元はもっと限定的な使われ方をしていました。
「かったるい」とは「かいなだるい」が転じた言葉で、この「かいな」は「腕」のことを指します。
力仕事などで重い荷物を運んだあと、腕がだるい感じがすることを「かったるい」と表現していました。
しかし、いつの間にか体全体の不調や、気分がすぐれない、退屈、面倒などの場面で幅広く使われるようになりました。