夏に食欲が無くなるのはどうして?
胃袋がだらけているから
夏になると暑さでバテてしまって、いまいち食欲がわかず、ついついそうめんなど簡素な食べ物ばかり食べてしまいます。
では逆に、食欲があるときの状態を考えてみましょう。
お腹が空いている時は、胃の働きも活発なはずです。
胃がよく働く状態というのは、その要素の一つに筋肉が適度に緊張していることが挙げられます。
それに対して胃の筋肉がだらけていると、消化も促されないし食欲も減退してしまいます。
すると、脳に適切に「ご飯を食べたい」という信号が送られなくなります。
暑いときには、そんな状態になっているのです。
筋肉を弛緩させてこりや痛みを取る療法で、冷やしたり温めたりを繰り返す方法があります。
冷やせば締まり、温めれば緩む。筋肉の血管はそんな性質を持っています。
ほんの数十分の療法でも弛緩ははっきり起こるのですから、気温が高ければ胃の筋肉も緩むはずです。
疲れているときも胃の筋肉はだらけやすくなります。
水分をとりすぎて胃液が薄められたか、水で満腹感を感じて食べ物が入らなくな ることもあります。
もしくは炭酸飲料で胃が膨れているのかもしれません。
夏の食欲不振の背景には、悪い条件ばかり重なっているようです。