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世界で一番面白いジョークって何?

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世界で一番面白いジョークとは

世界で一番面白いジョークはイギリスの有名ウェブサイト『ラフラボ』(Laugh Lab)が2002年に発表したジョークです。

これはハートフォードシャー大学の心理学者リチャード博士がユーモア社会文化的研究の一環で調査を行ったもの。

2001年に40,000ものジョークを募集して200万人以上がインターネットで採点投票を行いました。

この調査の目的は、人種、文化、様々な国の広い範囲で理解されてなおかつ面白いジョークを弱肩することでした。

1位の面白いジョーク

1位はイングランド、マンチェスターの精神科医ガーパル・ゴゾールの作品。

2人のハンターが木の上にいたところ、一人が木から地面に落ちてしまった。彼は呼吸している様子もなく、白目を剥いていた。もう一人が救急隊に電話をかけてオペレーターにこう言った。『友人が死んでしまった! どうすればいい?』。
オペレーターは落ち着いた声でこう答えた。「大丈夫、私が助けます。まず、彼が本当に死んでるかどうか確かめましょう。(Make sure he is dead)。」

一瞬の静寂の後、バン!

オペレーターの耳に1発の銃声が響いた。

そしてハンターが言いました。「OK! それから、どうすればいい?」。

 このジョークの面白い部分は日本語では分かりづらいですが「Make sure he is dead」という言葉が「死んでいるかどうか確かめて下さい」「確実に殺せ」の2種類に解釈できる点です。

ハンターは獲物を確実に仕留める習慣があるので、後者のほうだと勘違いしたのがユニークなポイント。

言葉遊びの一種を盛り込んだちょっとブラックなジョークですね。

2位の面白いジョーク

第2位はイングランド、ブラックプールのジェフ・アナンダッパの作品。

シャーロック・ホームズとワトソン博士がキャンプに出かけた。二人は星空の下、テントを張って眠りについた。

まだ暗い時間に、ホームズがワトソンを起こした。「ワトソン君、上を見て! 君の推理を聞かせてくれたまえ。」

ワトソンはちょっと考えて答えた。「無数の星が見える。」

「そのことから何が分かるかね、ワトソン君?」

ワトソンは答えた。「この大宇宙には何百万もの銀河とおそらくは何十億もの惑星がある。占星学的に言えば、土星が獅子座宮に入っている。測時法で言えば、今はだいたい午前3時15分だ。神学的にならば、神は全能で、ぼくたちはちっぽけで取るに足らない存在だ。気象学的には、たぶん明日はよい天気だろう。」

ホームズ:「バカ! 僕たちのテントが盗まれたんだ!」

このジョークはワトソン博士が状況を理解せずに無駄に宇宙の壮大なスケールについて語っている滑稽な姿が面白いポイントです。

文章を読んでいるだけでは読者もパッと理解できず、最後に状況がハッキリして博士のお間抜けさも相まって笑えるジョークですね。

過去には日本のTwitterでも数万RTの人気となったジョークなので、これは日本人にも好評のようですね。

国ごとに面白いポイントが異なる

  • イギリス、オーストラリア:ダジャレなどの言葉遊び
  • アメリカ、カナダ:お馬鹿なジョーク
  • ヨーロッパなど:現実離れのホラ話

このように国ごとにも面白いと感じるポイントは変わるようで、育ちや文化などで大きく異なります。

確かに日本人がボケとツッコミで漫才をするのは海外からしたらかなり変わっているかもしれませんね。

アメリカや海外のジョークは日本人が「アメリカンジョーク」とひとくくりにするのも感覚の違いによるものでしょう。