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ビールの発酵温度は何度ぐらい?

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ビールによって発酵温度は違う

世界のビールを大別すると、常温で発酵するものと、低温で発酵するものの2種類に分けられます。

常温で発酵する「上面発酵ビール」

常温で発酵するビールは、別名「上面発酵ビール」。

15~25℃で発酵し、酵母が泡とともに上のほうに浮かんできます。

イギリスのエールビールが、その代表格でコクを活かすためにあまり冷やさずに飲むのが美味しいです。

低音で発酵する「下面発酵ビール」

一方、低温で発酵するビールは、「下面発酵ビール」とも呼ばれています。

8~12℃で発酵し、酵母は上に浮かばず、底のほうに沈んでいきます。

この状態のまま静かに熟成させると、途中で二次発酵します。

二度発酵しているビールは、さっぱりとした味わいで貯蔵性が良いのも特徴です。

一般的に「ラガービール」と呼ばれているのが、この低発酵ビールになります。