ヘビの胴と尻尾の境目はどこ?
ヘビのお腹と尻尾の境目はここ!
ミミズの前と後ろやら、ヤツメウナギの目とえらやら、世の中には一目だけではわかりづらいものがあります。
ヘビの場合も、パッと見は首から後ろはすぐ尻尾にもみえるし、首がえんえんと長いような気もします。
でも、尻尾の始まりを探すのは、とても簡単なことなのです。
ヘビの腹に当たる部分には、腹板とよばれる鱗の連なりがあります。
この鱗はやや小さめです。
腹板に続くのは、肌板という大きめの鱗の連なり。
ここに総排泄口、 つまり肛門があります。
要するに、非常に簡単で申しわけないのですが、肛門から前が胴、後ろが尻尾ということになります。
しっぽの長さの目安
ちなみに尻尾の長さは、長くても20センチ程度です。
でもこれは、あくまでも「ヘビにも胴と尻尾がある」との前提のうえでの話。
ヘビならではの体型があるのだから、ほかの動物の体に当てはめて、胴だ尻尾だというのは人間の都合かもしれませんね。