カメはどれぐらい長生きするの?
カメの寿命について
日本語には「鶴は千年亀は万年」という言葉があり、長生きの生き物のたとえとして使われています。
1万年といえば100世紀。
いくら長寿ナンバーワンの生き物だからといっても、 カメが100世紀も生きるとはさすがにオーバーな話です。
しかし、記録に残されているカメの寿命を調べてみると、やはり相当な長生きしています。
1766年にフランスの探検家が捕まえたアルダブラゾウガメは、当時の推定年齢が30~50歳。
その後、1918年に事故死するまで152年間も飼育された ので、180~200年も生きた計算になります。
事故死でなければもっと長生きしたかもしれないと考えると、カメの寿命はやっぱりすごいのです。
そのほかにも、アメリカハコガメが138年、ヨーロッパヌマガメが100年以上生きた記録もあります。
縁日で買ってきたミドリガメは短命ですが、大きなカメの寿命は、とっても長生きなんですね。