カッパの正体は何？

カッパの特徴について

河童は日本の昔から言い伝えられている妖怪の一種で、川に住むわっぱ。

いたずらっ子な妖怪です。

身長が人間の4~5歳の子供ぐらいで、口をとがらせ、目がキョロキョロして、 背には甲羅、手には水かきを持っているのが特徴。

頭のてっぺんの皿には水を入れ、この水がある間だけ陸に上がっていられるという伝説上の生き物です。

人間の子供が泳いでいると足を引っ張って溺れさせるとか、人や動物を水中に引 きずり込んで血を吸うとか、人のことばをまねするとか、いろいろな伝説が日本の各地に伝えられています。

正体はカワウソ！？

見たことがある、といい張る人も多いのですが、専門家の研究によれば、その正体はどうやらカワウソのようです。

カワウソは水かきのついた短い四本の足と、平べったく幅の広い尻尾をもち、頭頂部は 平たくなっています。

カエルや魚を食べて水辺に暮らしていますが、ときどき尾で体を支えながら立ち上がることがあります。

その姿が河童に見えたのだと推測されます。

背の甲羅は恐らくスッポンか何か、大きな亀といつの間にか話が混合したもので、暗褐色の体が緑に見えたのは草陰にいたからと考えられます。