猫の温度感知機能は意外と鈍い?
筋肉によって出血が抑えられる
猫といえば俊敏ない生き物でケガをすることは少ないですが、やけどの事故は結構起こりやすいです。
実は毛に覆われている部分の皮膚は温度に対してはとても鈍感なのです。
人間の場合、44℃以上で熱い!と感じるところを、猫は51℃になってからようやく感じ始めます。
猫は鼻の頭や肉球の先っぽで感じ取るため、熱の方向にその部分が向いていなければ感知する事ができません。
そのため、体毛やひげの先っぽがストーブなどの熱で気づいたら焦げてしまっていることがあります。
しかし、猫本人はケロッとした様子で人間のほうがびっくりしてしまいます。
電気ストーブは囲いをつけよう
こうしたやけどの事故は人間側が配慮して、電気ストーブの周りは柵などで囲いを付けることが大切です。
もちろんガスコンロからも一定以上距離を取らせるようにして猫をやけどの事故から守りましょう。
いつもは俊敏ですが、以外な部分で鈍感なので気が抜けません。