こんにゃくの調理用と刺身用の違いって何?
作り方に違いがある
煮物やおでんに使う調理用のこんにゃくの場合、こんにゃく芋の球茎を乾燥させた後に粉末にし、 これに石灰乳を加えて煮沸してつくります。
刺身コンニャクは、生のこんにゃく芋の球茎をすりおろして使います。
そのため滑らかな舌触りと強いコシが生まれるのです。
見た目や感触・味に違いがあるのは製造方法の違いによるものなのです。
こんにゃくのルーツについて
コンニャクは、欽明天皇のころ日本に入ってきて、薬用として広まったと言われています。
整腸作用があることは当時から知られていたようです。
砂おろしの働きをもつのはマンナンという成分で、胃で消化されず、十二指腸 や小腸にたまっている老廃物をくっつけながら移動していくので、お腹の掃除ができるのです。
原料は、サトイモ科多年草の一種であるコンニャクイモの地下茎です。
球形なので、きゆうけい、しゃふつ。コンニャク玉とも呼ばれます。