「竹」と「笹」はどうやって見分けるの?
竹と笹を見分ける簡単な方法
高いのが竹で低いのが笹。
あるいは竹林をつくるのが竹で、草原をつくるのが笹。
大ざっぱにいって、これが竹と笹の一番大きな違いです。
竹と笹の細かい違いについて
竹は水たまりでなく流れている水を好むので、川岸に生育することが多いようです。
それに対して笹は亜高山帯にも生育し、阿蘇山のネザサのように放牧地の牧草になることも。
しかし笹の中でも、背が高く川沿いに大きなやぶをつくる種類があるので、見分けるのはなかなかやっかいです。
竹と笹では、開花や結実も違います。
笹が開花して実をつけるのは10年に一度で、 竹が開花するのは100年に一度ぐらいで、実はめったにつけません。
でもこれでは、何年も待たなければ見分けられません。
一番手っとり早いのは、皮を見ることです。
皮が早く落ちてしまうのが竹、いつまでもくっついているのが笹ということになります。
竹か笹かすぐに分からない場合は、下を見て茶色い皮が落ちてないか探してみましょう。