人はなぜ睡眠を取らないといけないの?
寝ないと体調に悪影響が出ることも
人は人生の1/3を睡眠に使っており、人にもよりますが1日8時間程度は寝ています。
働き盛りの社会人や勉強に忙しい学生の方は、この膨大な睡眠時間が「ムダ」だと感じている人もいるようです。
睡眠時間は人によって異なり、毎日5時間で済む人もいれば、9時間以上寝ないといけない人もいます。
人は寝ることによって、疲労回復だけでなく、記憶の整理や定着を行っています。
そのため、寝ずに睡眠不足になると学習効率や認知機能が低下します。
短時間睡眠で済む人は多くない
寝る時間が少しで済めば空いた時間を有効活用できるのに…と考えて短時間睡眠に憧れる人は多いです。
しかし、いわゆる短眠タイプの人は、人口の5%程度しかおらず、20人に一人の割合しか遺伝的にいません。
そのため、短時間睡眠では満足できない人が、無理やり睡眠時間を短縮する行為はとても危険です。
睡眠不足になると大きなストレスになる
人は24時間寝ないだけで大幅に判断能力が低下し、注意散漫になってきます。
それが2日、3日と続けば身体にとって大きなストレスとなり、最終的には倒れたり今後の人生に大きな障害を残す可能性もあります。
「昨日は3時間しか寝てないけど余裕」と強がるのは健康の面から考えると、とてもかっこ悪いですね。