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炭酸飲料はどうやって作るの?

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炭酸ガスを圧縮して閉じ込めている

夏場や風呂上がりに飲むと爽快な気分になるのが炭酸です。

コーラやサイダーなど炭酸飲料のシュワシュワとした気泡の正体は「炭酸ガス」つまり二酸化炭素です。

しかし、ビールの炭酸ガスが酵母で熟成する際に自然に発生したのに対し、炭酸飲料の場合は人工的に作られたものです。

二酸化炭素の性質をうまく利用して注入しています。

二酸化炭素は水に溶け込む

まず、二酸化炭素について紹介します。

二酸化炭素は無色無臭の気体で、空気1万リットル中に4リットルほど含まれています。

人や動物が息を吐くときや物が燃えるとき、日が沈んでからの植物の呼吸などで発生するのは理科で習ったかもしれません。

でも、ガスは圧力をかけると液体になるという性質は、とっくに忘れてたという人が多いかもしれません。

炭酸飲料の製造ではこの性質に目をつけて、まず炭酸ガスを冷却してから強い圧力を与えて押し縮めるようにします。

こうすることで二酸化炭素が液体に変わるので、これを味のついた水分に溶かします。

すかさず栓をして圧力を閉じ込めて、炭酸飲料のでき上がりです。

栓を抜くと気泡が現れるのは、圧力が急激に弱くなるため。

強い圧力で溶かされていた炭酸ガスが、気体に戻って飲料から抜け出していくのです。

現在では家庭でも簡単に炭酸ガスを使用して炭酸飲料を作り出すことが出来る炭酸飲料メーカーがあるので、夏場にはもってこいですね。