猫をなでていたら急に攻撃してくるのは何で?
気持ちいいからイライラに変わる
さっきまで甘えていたのにしばらくなでていたら急に攻撃してきた…。
というのは猫を飼っている方は何度も経験したことがあるでしょう。
猫の気分が変わりやすいのはいつものことですが、甘えモードから急に攻撃してくるのは気分のせいだけではありません。
猫には「愛撫誘発性攻撃」という、撫でられることで攻撃したくなる習性があります。
これはほとんどの場合撫でる時間が長すぎるからという理由で起こります。
猫が人から撫でられるのを好む理由は、子猫の時に親猫からグルーミングされることで安心するから。
しかし、猫同士のグルーミングは2~3回舐める程度で終わります。
それ以上続けると「気持ちいい」から「イライラ」に変わってしまいます。
人間だって頭を何時間も撫でられたら「さすがにしつこい!」と思いますよね?それと同じです。
子猫は母猫に長時間舐められるのが普通なので、子猫基質の強い猫ほど撫でられてもOKな時間は長くなります。
ひげがピクピクしてきたり、尻尾をパタパタさせていたらイライラのサインです。
すぐになでるのをやめましょう。