とんかつにはなぜキャベツの千切りが付いてるの?
キャベツが体の酸性化を抑えてくれる
とんかつにキャベツがつきものなのは昔も今も同じ。
素人にはな かなかまねできない極細切りが店でも機械で行なわれるようになった今も、やはり キャベツのひと盛りはなくてはならない存在です。
しかし、なぜとんかつの横にはいつもキャベツの千切りがあるのでしょうか?
それは栄養バランスの面 で重要な役割を果たしているからです。
トンカツは、豚肉を使っているうえに衣をつけて揚げているから、食べれば体の中が酸性に傾きがちになります。
これを中和するのが、アルカリ性の食品であるキャベツなのです。
キャベツは油っこい食べ物と相性バツグン
キャベツには胃腸障害に効くビタミンUも含まれているため、油っこいものを食べるときには最高のパートナーと言えます。
ただし、千切りにした後で水にさらしすぎると、大切なビタミンUが水の中に溶け出してしまいます。
とんかつ屋のカウンター越しにでも調理場をのぞいてみて、キャベツをどっさり切ったものを水を張ったボールにつけていたりしたら、栄養はあまり期待しないほうがいいかもしれません。