「やばい」の語源の意味と由来は?
やばいの語源・由来は?
「やばい」とは若者を中心に使われている若者言葉の一つで、何かを誇張する時に使ったり、危険な瞬間を指した言葉です。
「あの人の人生はやばい事の連続だった」といった使われ方をします。
元は盗人たちの隠語だった
「ヤバい」という言葉を聞いていいイメージを持つ大人はあまりいないでしょう。
若者が何かにつけて「ヤバいヤバい」と連呼している姿は、語彙力がないのではないかと考えてしまいがちです。
しかし、「やばい」にもきちんとした語源があり、れっきとした由来があります。
最初に「やばい」を使っていたのは泥棒たちでした。
もともと「やば」とは刑務所に世話になっている泥棒が、看守に対してそう呼んでいました。
泥棒は刑務所から出たあともその癖が抜けず、警察に対しても「やば」と呼ぶようになりました。
やがてそれが形容詞化して、捕まりそうになった時やピンチの場面を総じて「やばい」というようになりました。
現在では「やばい」の意味も広義化しており、何かを誇張する表現として広まっているのは面白い変化と言えますね。